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同社のバート・ノルドベリCEOは、今年1月に「2011 International CES」の会場で発表した「Xperia arc」には、ソニーが培ってきたテレビやカメラの技術である「Mobile BRAVIA Engine」や「Exmor R」を搭載している点を挙げつつ、これらがXperia neoやXperia proにも引き継がれていることを強調した。また、neoとproはXperia arcと同様、HDMI端子を備えており、テレビ出力がXperiaの標準機能となりつつある。Xperia PLAYは、PlayStationのゲームを実行できるAndroidスマートフォンである。
Xperia neoは、Xperia arcよりも小型で3.7型液晶を採用。背面だけでなく、前面にもカメラレンズを搭載する。表示解像度は854×480ピクセル。外形寸法は116×57×13mm、重量は126g。一部の地域で2011年第1四半期末の発売を予定している。搭載するプロセッサーは、1GHz動作の米クアルコム「Snapdragon MSM8255」である。
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Xperia proは、メールなどのコミュニケーション用途を主眼に置いた機種で、引き出しタイプのQWERTYキーボードを搭載している点が特徴。表示解像度は854×480ピクセル。外形寸法は120×57×13.5mm、重量は140gである。2011年第2四半期中の発売を予定している。プロセッサーはneoと同様、Snapdragon MSM8255を搭載する。
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Xperia PLAYは、ゲーム用キーボードとAndoird上で初代PlayStationをエミュレートする「PlayStation Suite」を搭載。ポータブルゲームの機能を備えるのが特徴である。液晶は4型で表示解像度は854×480ピクセル。外形寸法は119×62×16mm、重量は175g。プロセッサーは1GHz動作の「Scorpion ARM7」を搭載。米国では2011年3月から発売する。なお、3機種ともに日本での発売は未定である。
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[MWC2011]ソニー・エリクソンがXperia neo、pro、PLAYの3機種を一挙発表、Android 2.3 搭載:ITpro
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