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2011年2月11日金曜日

アップル、より小型な「廉価版iPhone」の投入を計画か - Bloomberg報道

アップル(Apple)が、勢いを増すAndroidスマートフォンに対抗する目的で、現行のiPhoneに比べて、より小型で安価な新モデルの開発を進めていると、Bloombergが報じている。

Bloombergでは、この「廉価版iPhone」のプロトタイプを昨年見たとする匿名の人物からの情報としてこの話を伝えているが、それによると開発中の新モデルの大きさは「iPhone 4」のほぼ3分の2程度で、価格については通信事業者との2年契約なしで約200ドルを想定しているという。ちなみに、現行の「iPhone 4」は米国では200〜300ドルで販売されているが、AT&T向け、ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)向けのいずれも2年契約が条件となっている。

アップルでは、今年なかばの発表を目標にこのiPhone新モデルの開発を進めているが、発表時期の遅れや、開発の中止もあり得るという。また、この開発プロジェクト自体についても、その詳細を知る者はアップル社内でもごく一部の社員に限られているとする情報源の話をBloombergは紹介している。

なお、調査会社ガートナーが先頃発表した2010年のスマートフォン販売数に関するレポートによると、Android搭載スマートフォンは2009年の670万台(シェア3.9%)からほぼ10倍となる6720万台が販売され、各社合計で22.7%のシェアを獲得。それに対しアップルの「iPhone」は4660万台でシェア15.7%となったという。また別の調査会社カナリス(Canalys)では、昨年第4四半期の世界販売台数シェアについては、Androidが32.9%に対し、iPhoneは16%だったとしている。


【参照情報】
・Apple Is Said to Work on Cheaper, Smaller IPhones - Bloomberg
・Report: Apple making cheaper iPhone to fight Google - CNET
・Cheaper, Smaller, Dual-Mode iPhones on the Way? - GigaOM

ほんまかなw

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